進家塾 終了です
進家塾終了しました。
進家塾という家づくりの塾を
エンクランプさんと愛媛のWinWinホームさんと
立ち上げてから早や一年。
一期生、二期生に分けて、
家づくり塾を一年に渡り、開催してきました。
そんな家づくり塾も昨日で終了。
終わってみれば、長かったような短かったような・・・
塾で忙しかったこともあり、
終わったことで「ほっ」としている気持ちと
みんなに会えなくなることで寂しい気持ちがあります。
今回の二期生のみんなとも半年間に渡って、
各住宅会社さんの社長さんやスタッフの方々と
家づくりや会社の悩みを共有してきました。
だから、仲良しになってしまって、
もう完全に感情移入してしまっています。
みんなウチのスタッフのような感覚。(^^)
この一年間、
ずっと塾をやってきて感じたことがありました。
みんなの問題だと感じたことが、
社長とスタッフの関係性が良くないこと。
社長とスタッフが
悪口を言い合っている会社が非常に多いんです。
社長がスタッフに対して、
「ウチのスタッフは全然ダメだから・・・」と言ってみたり、
スタッフが社長のことを
「ウチの社長は私たちの気持ちが全く分からない」
とか言ってみたり・・・
経営が上手くいっていない会社の特徴は
まず社長とスタッフの関係性が上手くいっていません。
社長のことが信じられなかったら、
小さい会社はすべて社長の指示のもと動くので、
スタッフが気持ちよく動いてくれないと
上手くいくはずがないからです。
逆に、社長がスタッフのことを信じられなかったら、
何ひとつまともに仕事を任せることができず、
社長ひとりだけが大変になるわ、
スタッフは会社にいても成長できないし、
給料も上がらないし、楽しくないわで、
結局みんなにとって居心地の悪い会社になってしまいます。
なぜ、こんなことをハッキリと分かるのかというと、
何を隠そう・・・
そんな私も以前は同じことを繰り返していたからです。
お恥ずかしい話ですが・・・
以前はウチの会社でも
自分とスタッフでよく言い合いをしていました。
その頃は本当に私も「アホ」でした。
少しのことで感情的になってスタッフを怒ったり、
何かとスタッフのせいにしたりしていました。
スタッフに大事な仕事を任せることができず、
自分ばかり仕事をしていました。
だから、自分の仕事が忙しい割に、
数多くの仕事をこなすことができず、
スタッフの給料も多く支払うことができませんでした。
結局、スタッフのことを信じられなかったんです。
自分以外の人間は
「どうせ責任感がない」と思っていたんです。
そんなことを考えていたもんですから、
かなり前の話にはなりますが、
その頃いたスタッフはみんな辞めていなくなりました。
その頃の自分と今の自分の違いは
スタッフに対して素直に感謝できるか?できないか?
の違いだと思います。
今はスタッフがいてくれないと正直に困ると思っているし、
いつも「がんばってくれてスゴイな」と素直に感謝できるし、
スタッフが真剣に困っていたら、真剣に助けます。
自分ひとりでは大きいことは何もできません。
それに、ひとりで仕事をしても全くつまりません。
みんなで仕事をしているから毎日が楽しいし、
人生も楽しいんです。
「このことを忘れてはならない」と、
さらに感じた一年間でした。
というわけで、
ウチのスタッフと塾生の皆さんに言いたい。
この一年間、
更なる気づきをたくさんいただきました。
私自身が一番勉強になりました。
本当に 「あ り が と う」。
そして、 「大感謝」。