「家づくりの考え方、スタッフさん同士が仲良くて、真剣にされているところ」
ご入居後のお宅訪問 NO.051
高知市 Mさま邸 / 竣工 ▸ 2014年5月 / 設計 ▸ 岡本 美絵
「家づくりの考え方、スタッフさん同士仲が良くて、真剣にされているところ」
お子さんの出産を機に家族の将来の暮らしを考えたMさま。子どもたちに実家を残してあげたいと思う一方で、漠然と「自分たちにはムリかもなぁ」と諦めていました。
そんな時、友人から「良かったよ」と勧められたタイセイホーム。ホームページを検索して読み進めていく中で、「自然素材を大切にしている気持ちにグッときた」と奥さま。喘息やアレルギーのある家族に寄り添ってくれると感じ、心が動きました。見学会へ足を運び、岡村(イエナビ)に相談をして勉強会がスタート。
「Mさんが安心して暮らしていけるこの範囲でやりましょう!」と心強い言葉をもらいました。家づくりの考え方や、スタッフの仲のいい雰囲気と真剣さに惹かれたのもまた一つ。「タイセイさんじゃなかったら建てん!って思ってました」と、にっこり笑顔を向けてくれたMさまご夫妻です。新しい造成地だった今の場所もすぐに見つかって、健康に暮らすMさまご家族の家づくりがスタートしました。
「花粉症も喘息も、今の家になってから少なくなりました」
土地にはこれぐらい、家にはこれぐらい、建ててからのランニングコストなど、自分たちの予算をしっかりと定めての家づくり計画。優先順位を決めて希望をつめ込みました。
床は自然で美しい木目のパイン材を使用。木が呼吸しやすくそのままの香りを楽しめるように、タイセイホームが勧める柿渋の自然塗料を塗りました。木の家で暮らし始めてから、旦那さまの花粉症、お子さんの喘息も少なくなったと言います。
地震のことを考えて、大きな家具はつくり付けでぬくもり溢れる天然木でオーダー。下のお嬢さんの介護がしやすいようにお風呂は広く、みんなで作業ができるようにキッチンの広さも希望しました。
「お茶はこうやって入れるんだよ」「熱いからヤケドしないように気をつけて」。ここでは毎日作り方やお手伝いを教えるワクワク教室が開かれています。料理をしながらお子さんの様子を伺えるように階段の壁をくり抜いて、運びやすいようにリビング側に配膳台もつくりました。少し離れた食卓でも不自由なく運べると言います。
少し暗めの洗面台に「明かり窓があったら」と話す奥さまですが、「茶色がいい」と旦那さんの意見で決めたタイルがお気に入り。照明との組み合わせも「言い出したらきりがないぐらい全部好き」と、愛着が溢れています。
「頼んで良かった」
スーッと、気持ちの良い風がカーテンを揺らす室内。生きた木が知らぬ間に室内の湿度を調節してくれ、キレイな空気が肌の上を歩く感覚を覚えます。
感動したと言うのは、旦那さまが長期間家を空けて帰って来た時。完成した時から変わらない木の匂いを身体いっぱいに実感しました。「頼んで良かった」と心から思ったという瞬間です。夏は涼しいため、クーラーをあまり付けないことに「ありえない!」と友人に驚かれたこともあったそう。
子どもたちにも家族にも、家計にまでやさしい健康住宅です。「疲れていると余計に、この家に帰ってきたくなる」。奥さまはお仕事の休憩中、時間が余ると必ずくつろぎに帰ってきているとか。「美絵さん(設計士)が何でもかんでもじゃなくて、予算の中でと考えてくれた」というわが家に大満足しています。
後悔しない家づくりに近づけるためには「気軽に相談することが大事」だと奥さま。あとは「タイセイホームの見学会を見たほうがいい」とアドバイスをいただきました。以前の住まいから一転、一つの場所で家族が集まれるようになりました。ずっと仲よしでいられる、安心をくれる家。「自然素材をシンプルに味わう」そんなMさまの魅力あふれる暮らしがとても素敵でした。