北欧の旅日記 ~福井編~№1
こんにちは(^o^) 暑さにバテ気味の福井です。
北欧の旅日記~福井編~は北欧デザイン研修の4日目と5日目を紹介させてもらいます。
4日目の朝はホテルを8時頃に出発して中央駅のすぐ近くの蚤の市へ
少し時間が早いのとお天気があまり良くなかったのでお店は少なめでしたが
アンティークのタイプライターや銀製品、陶器類、衣類などたくさん見るものがあり大興奮です。
しかし、30分しか時間が無かったのであっという間でした(>_<)
そして、今回の研修で一番楽しみにしていた フィンランドの建築家『アルヴァ・アアルト』のアトリエと自邸の見学に出発です。
アルヴァ・アアルト(1898年~1976年)身長168㎝
男らしくてハンサムで人格もかっこよくてすごくモテたそうです。(アトリエのマダムが熱弁してくれました。)
最初に1936年に建てられて自宅兼アトリエの見学ですが、
外観はスッキリしたデザインでこげ茶の木の格子と木製サッシとレンガを白く塗ってモダンでかっこ良く仕上げていました。
そして家の中に入ると1階がアトリエで2階はプライベートルームになっていました。
アトリエは陽の光がたくさん入る様に吹抜けになっていてとっても明るく、アアルトの作業部屋には大きな本棚とちょっとした仕掛けがありガイドさんから当時のエピソードなどを聞いてアアルトがすごく身近に感じられ感動です。
プライベートルームもアアルトが亡くなるまで使っていた家具がそのまま残されていたりしてすごく刺激を受けました(^_-)-☆
1956年に建てられたアトリエは自宅から歩いて15分位の場所にがあり、
外観はシンプルで明るく、自然との調和をとても大切にしているように感じました。
室内も計算しつくされた天窓がいたるところにあり、太陽の光を大切にしているし、
壁はミネラルウールの断熱材を使い、仕上げは段ボールの紙を木で押えホワイトのペンキで塗っていました。
それに温水式床暖房(電気)も入っていて驚く事ばかりです。約60年前から使っているんですから・・・
アアルトがデザインした照明や家具もたくさんあり、アルテックのアンティーク家具の見分け方を教えてもらいました。
アアルトが土地を決める時に、近くに軍事学校があり、周りの環境があまり変わらないだろうと考えたり、
室内を少しでも広く見せるために奥へと天井を高くしたり、天窓をたくさん取って室内を明るくしたりと
自邸やアトリエを設計した時の考え方を聞いて、見て、触れて、とっても勉強になりました。
ガイドさん、アトリエのマダム、本当にありがとうございました。
この後はヘルシンキの空港へ移動し、デンマークの首都 コペンハーゲンへと向かいました。
コペンハーゲンのホテルに18:30頃に到着し、夕食を食べて4日目が終了しました。
少し長くなりそうなので5日目は次回に続きます。
紹介したい写真がまだまだたくさんあるので少しづつアップしていきますね(^_-)-☆