「住んでみても後悔はない。最初から良いものを作ってくれそうな気がしてた」
ご入居後のお宅訪問 NO.063
高知市 Yさま邸 / 竣工 ▸ 2014年7月 / 設計 ▸ 岡本美絵
「諦めかけたけど、ずっと掛け合ってくれた」
Yさまの家づくりは、約8年前にさかのぼります。結婚当初から、自分たちの家を建てたいと考えていたYさまご夫妻。
奥さまが憧れていた「雑貨が飾れるナチュラルな家」を探しました。展示場や住宅会社を回るものの、どれも現実味が湧かずピンとこないものばかり。
「オーダーメイドの家は高いだろうし、高知じゃ建てられないだろうな」と思っていた時、タイセイホームの家が写った広告に目が留まりました。「近くだから行ってみよう」と向かった見学会で、かわいい照明や扉、雑貨が飾られた室内、木の香りに包まれる心地よさを体感し、「高知でこんなお家を建ててくれる会社があるんだ!」と心を奪われました。
すぐに気に入ったYさまご夫妻は、その場にいた岡村(家づくりナビゲーター)に相談し、資金の勉強からスタート。自分たちでも世界に一つだけの家を建てて無理のない生活が送れると分かりました。
土地が調整区域だったためすぐに建築することができず、諦めようと思ったこともありましたが、5年という月日をかけて「ずっと掛け合って動いてくれた」と、岡村の心強いサポートが信頼できたと言います。
「あって正解!めちゃくちゃ便利です」
「絶対!」とこだわったのが、家の真ん中に配置した「インナーテラス」。
石畳のようなタイルと、開放的な吹抜け、塗り壁のアーチ越しに見えるステンドグラスの照明が、まるでジブリアニメの世界を思わせます。
ココを中心に、ダイニングとリビングを左右に分け、間にお風呂やトイレなどの水回りを配置しました。階段をスケルトンにしたおかげで1階全体が見渡せ、旦那さまは「広く見えるし、子どもたちも走り回れるので気に入ってます」と満足気です。
奥さまの希望で収納もたっぷり。キッチン横につくった大容量のパントリーには食品や備品、掃除道具などを収納しています。かわいいキッチンがちゃんと主役になれるように、冷蔵庫も隠しました。「あって正解!」というお気に入りです。
2階は、本が大好きなYさまご一家のためにファミリースペースと本棚を提案。「みんなで読めるスペースも欲しい」というオーダーに、座って読めるカウンターも造作しました。開放的な空間で、ファンの風を感じながらの読書は格別。お子さんたちの勉強スペースとしても、これから大活躍の場所です。家の中の家具はほとんど造作しているため、地震の時も安心な設計です。
「住んでみても後悔はない。最初から良いものを作ってくれそうな気がしてた」
使い勝手でおススメしたいのが、2人並んで使える鏡の大きい洗面台。
Yさまも、タイセイホームの見学会で「コレいい!」と取り入れたところ。洗濯物をたためるスペースも確保でき、となりの棚にすぐに収納できる動線です。
もっとこうしておけば良かったところを伺うと、「ほんとにない」というお二人。「すごく楽しそうな職場で、良いものを作ってくれそうな気がしてた」という最初の印象から、完成した時の想像以上の出来に感動したと話す旦那さまです。
開放感のあるYさま邸ですが、暑さや寒さは気にならず、快適に過ごせているという室内。奥さまはお休みの日、大好きなコーヒーを入れて「今日はどこで本を読もうかな」「こんどはココに何飾ろう」とゆっくり一人の時間を楽しめるようになりました。アパート住まいでの音の問題もなくなって、お子さんが遊べる場所がいっぱいできたことも家族の幸せ。ウッドデッキで家族みずいらず、ピクニック気分で食べるお弁当も、幸せといっしょに噛みしめています。