「今まで感じることがなかった幸せを感じるようになりました」
ご入居後のお宅訪問 NO.075
南国市 Mさま邸 / 竣工 ▸ 2016年7月 / 設計 ▸ 岡本美絵
「主人はどこへ行っても「うーん」って言ってたけど、タイセイさんのことは気に入ってました」
「いずれは家を」と、結婚当初から思いを寄せていた奥さま。新築したのは約1年前のこと。譲り受けて住んでいた家が築40年を迎え、計画道路になっていたこと、年齢的なこともあって、家づくりへと踏み出しました。
縁あって良い土地に巡り会い、どこの住宅会社で建てるか検討していた頃、同じ職場で働くタイセイオームのオーナーさまから「いいよ」と勧められたのがきっかけでした。
輸入住宅に憧れていた奥さまは見学会の家を見て、アンティークステンドグラスや天然木の風合いに魅せられました。「主人はどこへ行っても「うーん」って言ってたけど、タイセイさんのことは気に入ってました」と奥さま。建築関係のお仕事で設計もされる旦那さまですが、担当の岡村(イエナビ)と面識があったこともあり、すべてを任せてくださいました。
タイセイホームの家づくりはオーダーメイドで千差万別。「イメージが伝わらないと思い通りにならない。でも間違いなく自分の好きな家を建ててくれると思った」と、話しやすく思いを汲んでくれるパートナーとの出逢いが一歩を踏み出す後押しとなりました。
「ストレスだったキッチンが「一番好きな場所」になりました」
奥さまを大事に思う旦那さまは、家のことは好きなように、と見守りました。
以前のお住まいでストレスになっていたのがキッチン。壁付けタイプで作業台がなくスペースが限られていたことや、リビングからの距離もあって、独りでいるような寂しさもありました。奥さまは迷わず対面式キッチンを選び、キッチンからダイニングとリビングが見渡せる間取りを選択。収納が広く、物も置けて、自由度の高い幅広のカウンターもお気に入りです。
ここからお料理を手渡しする時、いっしょにキッチンに立つ時、お嬢さんとのコミュニケーションがうれしい奥さま。かわいい取っ手ひとつまで「この場所が一番好き」と大満足です。
もう一つ気になっていたのは、ワンちゃんたちの環境。鳴き声などもご近所への配慮が大変でした。それもあって「走り回れるように」と広いお庭をつくって、以前はなかったワンちゃんたちの寝床も階段下のデッドスペースを利用して確保しました。お庭では楽しそうに走り回り、お家の中では家族同士、存在を感じられる間取りにホッとしています。
「今まで感じることがなかった幸せを感じるようになりました」
「希望があれば大丈夫ですよ」と聞いて、こだわりのものを持ち込んだ奥さま。ネットで見つけたアンティークの窓を吹抜けから見える寝室に、取付けを希望しました。寝る時もリビングからも眺められるベストポジション。夏場はファンも役立って、この窓や部屋の窓を開けていると「娘の部屋のエアコン一つで十分涼しい」と言います。
寝室の反対側にあるのは洗濯部屋。ここに除湿機を置いてすべての洗濯物を乾かします。つくりつけたカウンターで洗濯物を畳んだり、アイロン作業をしながら見えるのどかな田園風景は最高です。たまに窓からホールに光が差し込む時間帯を見計らって、腰壁部分にお布団も干しています。「雨風気にせずに乾くので、良いですよ」とうれしそうな奥さまです。
家を建ててから、今までの生活がガラリと変わりました。友人や親せきが集まれるようになり、「人に来てもらいたい家になった」と奥さま。好きなものに囲まれ、現実を忘れられるような場所が心地よく、今まで感じることがなかった「幸せ」を感じられるようになったと言います。できることの幅も広がり、ガーデニングにものめり込めるようになりました。「新しいことを始められるのが楽しい」と、ドンドンいろんなことにチャレンジしている奥さま。「数年後にはカフェができるように」と確保してあるお部屋は、その時を待っています。