初めての見学会で、大好きになりました
ご入居後のお宅訪問 NO.096
土佐市・Mさま邸 / 竣工 ▸ 2017年6月 / 設計 ▸ 川口恵里奈
「初めての見学会で、大好きになりました」
結婚前から、「家賃を払い続けるよりも、自分たちの家を持ちたい。結婚したら家を建てよう」と話し合っていたMさまご夫妻。入籍と同時に妊娠がわかり、のびのびと子育てをしたいとの思いから、結婚式より先に家づくりに着手しました。
まずはモデルハウスを見てみようと、最初に訪れたのがタイセイホームの見学会。その場で「いいね!」と二人の意見が一致しました。その後、他社のモデルハウスに行ってみたものの、「参考にはなったけど、現実的ではなかった」と奥さま。
タイセイホームの家は、暮らしが想像でき、赤ちゃんにもやさしい自然素材の安心感が良かったと振り返ります。
勉強会に参加し、「必要なお金の中に、アパート暮らしの時には見えてなかったお金もありました。タイセイホームさんが実際にどれくらいの家なら建てられるのかが分かる資金計画を出してくださって、とてもわかりやすかったです」と奥さま。
土地探しからお手伝いし、Mさまのマイホームづくりが始まりました。
「毎日のことだから、家事も子育ても楽しく」
お腹の赤ちゃんのことを第一に考えて、リビングは広く、キッチンの前に和室を作り、将来は勉強も見守れ
るようカウンターも作りました。
現在、和室にはトランポリンやおままごとセットなどがたくさん。兄妹が仲良く遊ぶ姿を見ながら家事がはかどっています。何度か見学会に通う中で参考にしたのが洗面台。「みなさんオシャレにつくっていましたね。毎日使うものだからこだわりました」と、奥さまがコーディネート。小粒で可愛らしいブルーのタイルをあしらいました。
動線にもこだわり、外から帰ったら真っ先に手を洗い、それからリビングに入れるように設計しました。
1階の扉はすべて引き戸にしたのも工夫の一つ。
以前のアパートでは、ドアの向こうに誰がいるかわからず、開閉に気を遣っていました。「小さなことですが、ストレスがなくなりました」「開けっ放しにしても邪魔にならないし、風通しもいいんです」と、お二人のお気に入り。
帰ってきた家族の顔が見えるよう、リビングの入口にあえて扉をつけていないのもMさま邸のこだわりです。
「子供たちにこの家を残せることが幸せです」
忙しい毎日のご夫妻ですが、「家を建ててよかったのは、帰って来たらほっと落ち着くこと」。夜勤の多いご主人は、眠っている家族に気兼ねすることなく帰宅後のひとときを過ごせるようになりました。
「建てている間もしょっちゅう見に来て、大工さんとも親しくなっていろいろとお願いもしたんですよ」と奥さま。階段下に小さなスペースを見つけ、壁を抜いて収納にできないかと相談しました。「その収納がとても役に立っています」とにっこり。
住み始めてからは、隙間サイズに合わせた収納家具をご主人が手づくりし、Mさまらしい味わいを添えています。
白い外壁に、縦に窓が並ぶ外観は、設計の川口が「窓を大きくとって、光と風が入るようにしてほしい」というリクエストに応えたもの。愛着がわく個性的な外観も、お二人のお気に入りポイントです。
「こどもたちが巣立っても、帰ってくる場所を作れたことがとても嬉しいです。」と笑顔で話すMさまご夫婦。これからもこの家とともに家族の歴史を刻んでいきます。