「こんなにいい家はないと思ってます」
ご入居後のお宅訪問 NO.054
南国市 Hさま邸 / 竣工 ▸ 2014年11月 / 設計 ▸ 岡本理絵
「“ちゃんと全部を見て、勉強することが大事。僕の知っていることを全部教える”と言ってくれて、安心した」
2人目のお子さんが産まれて遠のいていたマイホームへの思いが、年齢とともに現実的になったというHさま。友人から勧められたのは、奥さまも以前から気になっていたタイセイホームでした。さっそく見学会へ行ってみると、それまで出会った押し売りの強いハウスメーカーや、「土地が見つかったら来て」と言う営業マンとは違い、「ちゃんと全部を見て、勉強することが大事です」と言ってくれたのが山本(イエナビ)でした。初めての家づくりで悩んでいたHさまご夫妻は、「その言葉がピッタリとはまった」と言います。
初めて見たタイセイホームの家は、奥さまが想像していたかわいい家とは違ってシンプルスタイルの家。「ギャップはあった」という奥さまですが、施主によっていろんな家が建てられるということが分かりました。
山本には初めて会った時から親近感があり、「縁を感じていた」という旦那さま。奥さまも分からないことだらけで不安な中、「僕が知っていることを全部教える」という頼もしい言葉に安心感を覚え、一から家づくりの勉強をはじめました。あっちからこっちから、それならこうしようなど、良い面と悪い面を踏まえたプロの目線で提案してくれた山本を、信頼しきっていたというHさまご夫妻です。
「しっくいは湿気をとると聞いていたけど、本当だった」
ご実家の日当たりが悪かったこともあり、「あったかい家」にこだわった旦那さま。巡り会った土地はまさに日当たり良好、一目惚れでした。
まっしろな塗り壁の室内を明るく照らしてくれ、冬があたたかいと言います。「しっくいは湿気をとると聞いていたけど、本当だった」と、すぐ近くに池がある環境でありながら、どんな時期でも湿気やカビを感じたことがないそう。二匹の猫を飼っていてもまったくニオイもなく、2年10ヵ月経った今でも癒される木の香りを楽しんでいます。
「家を建ててから、2人でゆっくりお茶を飲む時間までつくれるようになった」
こだわりの多いHさま邸ですが、特にご夫妻でこだわったのは、家族の真ん中となるLDK。以前のアパートではリビングとダイニング、寝室がぎゅっと近い間取りだったため、新しい家では少し距離を置いた対角線上にLDを配置。これでご飯を食べながらテレビを見るお子さんを叱らずにすみ、家族の笑顔と向き合える環境が整いました。お子さんたちが家族をもった時にも同じ景色を、という親心も伺えます。
寝室も2階になったことでお子さんが寝ている間テレビを見られない悩みもなくなって、「家を建ててから、2人でゆっくりお茶を飲む時間までつくれるようになった」と言います。
使い勝手も抜群で申し分ないというキッチンは、ダイニングとひと続きに。奥さま希望の、家族と話しながらキッチンに立て、子どもたちを見守れる動線です。3人姉妹と4人で使ってもヘッチャラな広々キッチンは、作業スペースを広く確保するため、オーブンや調理機器などは奥のパントリーにしまえるようにしました。「いっしょにお菓子づくりがしたい」と、その日が待ち遠しい奥さまです。
「こんなにいい家はないと思ってます」
車とバイク、釣りがお好きな旦那さま。浮いた地盤改良費で「どうしても!」と希望したガレージは、たくさんの備品や道具が並ぶ男空間。“俺の夢”がつまった、お気に入りの場所です。
子どもたちの部屋にも遊び心をと、クローゼットにハシゴをつけてロフト風にアレンジ。「秘密基地みたいでいいでしょ」と笑いながら、お子さんを抱くお父さん。家族との時間も、一人ひとりの時間も楽しめるマイホームが叶い、「こんなにいい家はないと思ってます」と、うれしい笑顔をくれたHさまご家族です。