「先輩の家を見た時から、家を建てるならタイセイホームでと決めていました」
ご入居後のお宅訪問 NO.094
四万十市・Yさま邸 / 竣工 ▸ 2017年2月 / 設計 ▸ 川口恵里奈
「先輩の家を見た時から、家を建てるならタイセイホームでと決めていました」
白を基調としたサッシや手すりに、赤色がアクセントになったポストが印象的なYさま邸。
平屋のように見えて中は2階建てになっており、大きな切妻屋根が全体を覆ったアーリーアメリカンスタイルです。
どっしりとした安定感があり、それでいて愛らしい佇まいの家は、Yさまご夫妻のイメージにピッタリです。
家づくりに興味を持ったのは、ご主人の職場の先輩がタイセイホームで家を建てていたから。
何度か遊びに行くうちに家の雰囲気と自然素材の心地良さが気に入り、
「こんな家に住みたい」と思いはじめました。
2人目のお子さんを妊娠したのをきっかけに、本格的に家づくりに着手。
「メゾネットタイプの住宅に住んでいましたが、2人を子育てするには手狭で、
子どもたちの声や走り回る音がご近所に迷惑をかけてしまうのではないかと気がかりでした」とご主人。
地盤の硬い高台に気に入る土地を見つけ、憧れの家づくりがスタートしました。
「“平屋に住みたい”という気持ちに添ってくれた2階建てです」
Yさまがこだわったのは、外観。海外の平屋に憧れていたご主人は、
インターネットで画像を検索し、「こんなスタイルにしたい」とイメージを伝えました。
内装では、「床は無垢材で、リビングにつづく小上がりの和室があって、脱衣室で洗濯・乾燥・収納まですべて完結できるように」と希望。
でき上がってきたのは、その要望をすべて満たした上、さらに家事がしやすい動線と機能を備えた、暮らしやすい間取りの設計図でした。
「以前の家は、何をするにも上がったり下がったりで大変でした。
今の家は2階に子ども部屋と物置があって、あとはすべて1階。私たちはほとんど2階に上がることなく生活できてます」
と奥さま。特に、リビングに続く階段下の収納スペースは「絶対にあってよかった!」というお気に入りのスペース。
ハンガーラックにカゴや引き出しを組み合わせ、家族4人分の衣類やカバン、帽子などが上手に整理整頓できるようになりました。
「使い勝手を考えて作ってもらったマイキッチン、最高です!」
家族とコミュニケーションが取りやすい、対面式にしたキッチン。
お料理をしながらでも、リビングや和室で遊ぶお子さんの様子を見守ることができます。
使いやすさにもこだわったYさまは、ステンレストップのキッチンをオーダーし、
シンクの右端をスクエア型にくり抜き、洗剤ボトルがスッキリ収まるような小さな空間を作りました。
「スポンジの置く場所に困ることがなくなって、使いやすくて掃除もしやすいんです」と
大満足のひと工夫です。
たくさんしまえるようにと採用したパントリーや背の高い扉付き収納は、
しまいたい物に合わせて高さを変えられる可動式棚を取り入れました。
お料理もお菓子づくりも得意な奥さまに合わせたキッチンで、
調理器具や食材が取り出しやすい位置に整然と並べられ、出番を待っています。
奥さまは他にも編み物や刺繍が趣味。
以前のお住まいからは一変、ハンドメイドをした鍋掴みやウォールインテリアを飾るスペースも確保できるようになり、
美しい作品たちが、玄関やリビングの壁を彩っています。
一方、多趣味なご主人は、釣り、バイク、カヤック、ボディービルディングなどがお好き。
「道具を置くスペースが広くなったので、さらに熱が入って忙しくなってきて⋯」と笑顔をのぞかせます。
それでも休日はバーベキューをしたり、奥さまが淹れるコーヒーをゆっくりと味わったり、
元気いっぱいのお子さんたちと一緒に遊んだり、おうち時間も楽しんでいます。
ご主人がそうだったように、遊びに来た知人が、思わず家を建てたくなる。
そんな素敵な暮らしが広がっている、Yさまのお住まいです。