高気密高断熱仕様のお家
1.高気密高断熱住宅の取扱説明書
タイセイホームの家は高性能住宅であり、家を長持ちさせながら、快適且つ省燃費で暮らせるお家です。ですから、普通のお家とは暮らし方も少し変わります。これまでの生活スタイルを少し変えるだけで、「より快適」に、「より省燃費」な生活ができる家なのです。
「ヒートショック0の家」を目指してほしい。
実は日本は、ヒートショックによる死亡率が世界でワーストクラスです。電気の使用量も世界的にも少ないため、日本人は「もったいない」という気持ちから、冬寒くなってきても暖房を付けずに我慢する人が多いからかもしれません。また、ヒートショックの死亡率は交通事故の約4倍との統計もあります。
ヒートショックによる脳梗塞や脳卒中などの死亡事故を防ぐためには、室内を快適な温度にしなければなりません。
服を脱ぎ着する風呂場や洗面所、トイレは他の部屋よりも暖かくしなければなりません。(暖房温度は、他の部屋より+2℃~3℃に設定してください)夏涼しく冬暖かい家をつくって、ヒートショックを0にすることはもちろん、ご家族が年中快適な暮らしを実現させるためにもこの取扱説明書をよく読んでいただき、より快適な生活をしていただければ幸いです。
2.エアコンの使い方
1|シーズン中は、常に付けっぱなし
エアコンは、シーズン中(夏・冬)ずっとつけたままで暮らしてください。例えば、冬場に短時間のエアコンのON/OFFを繰り返すと、家の壁や床の素材を蓄冷させてしまい、また、それらを温めるためにフル運転で電気を使うことになります。車で出かけたとき、一般道でエンジンのON/OFFを繰り返し、スタート時にエンジンを吹かすと、燃費が悪くなるのと同じです。
2|夏の終わりにエアコンをOFFにする場合
送風モードや内部乾燥機能で(機能がない場合は、暖房で大丈夫です)1~2時間程度動かしてからOFFにしてください。夏に、冷たい水をコップにそそぐとコップの外側に水滴が付きます。それと同じで、夏場のエアコン内部は常に水滴がついた状態になっています。エアコンをOFFにすると、その水滴が残ったままになり、ON/OFFを繰り返すと水滴が完全に乾かないため、カビの原因になり、次のシーズンに使用する時は、不衛生な臭いを発生させてしまいます。(暖房運転のあとは、内部が乾燥するので必要ありません。)
3|エアコンの掃除
エアコンのフィルターは、各メーカーの取扱説明書通りの頻度でお掃除をおすすめします。エアコンは室内の空気を吸って、室内へ吐き出しています。エアコンフィルターに埃などが付着していると、余分に吸う力を必要とし、エアコン本来の省エネ能力が発揮できません。
4|オススメの暖房時期
家の基礎コンクリートや木材、下地に使われているボードや床材などは夏場に蓄暖されています。せっかく蓄暖してくれている材料をキンキンに冷えた寒い時期に入ってから暖めなおすのは、省エネになりません。
「少し肌寒いな」と感じた日からエアコンを、室温23℃に近づくようにエアコンを運転させてください。そして冬場は、ずっとエアコンを付けっぱなしにしてください。そのほうが省エネにもつながります。
最も大切なのはそこに暮らす家族です。家を暖めるのは家族の命や健康を守るためだと考え、電気代を気にし過ぎず、家族の健康や快適さを一番大切に考えてください。
5|エアコン設置時の注意点
お引渡し後に追加でエアコンを設置する際には、スリーブへの粘土詰めは慎重にしっかり行ってください。結露の原因になることがありますので、設置業者さんに注意してもらうようお気を付けてください。
3.換気装置(DSDD)の調整
1|電源は、間違って切らないように気を付けてください。
2|室内に強いニオイがある場合は、換気装置を“強”にしてください。
たとえば、
・焼肉などの料理の匂いが充満している時
・マニキュア・毛染めなどで匂いが気になる時
・友人・知人などの訪問で、人口密度が高くなった時
ただし、“強”は冷気・熱気を余分に捨ててしまうことになるので、ニオイがなくなったら“弱”に戻してください。
3|キッチンのレンジフードは、むやみにつけないでください。
匂いのある料理の場合のみ使うこと。水蒸気の出る匂いが少ない料理やお湯を沸かす時は、加湿に利用するためです。
4.室内を一定の温度に保つために
部屋の室内建具やUBのドアは、普段開けっ放しにする
5.壁内結露対策
1|壁内結露や布団などの結露を防ぐため、ベッド・ソファ・本などの断熱力のあるものを外周の壁にくっつけて置かないこと
2|どうしても外周壁に収納をする場合、衣類:プラスチックの衣装ケースに入れて置く布団:圧縮袋にしっかりと入れて収納する
※断熱力のあるもの以外であれば、問題ありません。
6.床や畳に布団を敷いて寝ない
床や畳に直接布団を敷いて寝ると、身体に害のある有害物質を吸い込みやすくなる。日中は人が活動しているため、ハウスダストやアレルギー物質は空中を浮遊しているが、夜の寝静まったころには重力で床面付近に多く沈殿する。床上30cmに溜まっているので、そこに布団を敷いて寝ることでほこりやダニなどの有害物質を多く吸い込むことになる。
7.掃除について
玄関土間(タイル部分)を掃出し掃除すると、実際は埃が舞い上がってしまうだけなので、玄関ドアを閉めて掃除機で吸い取るほうが効果的です
8.床下について
基礎のコンクリートは、表面上は乾いていても中までしっかり乾くまでに数年かかります。そのため床下に湿気がある状態でも数年で乾きますのでご安心ください。
9.エアコンについて
タイセイホームでエアコンを購入して頂いた方へ
取り付け日から1年間のメーカー保証が付いています。エアコンの不具合等があった場合は、ご連絡下さい。(UBに取付けした場合は除きます)
10.排気口について
床に付いている排気口は収納物などで塞がらないように気を付けましょう。塞いでしまうと計画的な換気が行われず、排出すべき空気
が室内に留まりっぱなしになってしまいます。どうしても物を置きたい場合は、排気口との距離がとれる脚付のものを使って塞がないようにすると問題ないです。